慣用句（7）

慣用句(7)

学習内容

① 追い詰められた弱い者が、強いものに予想外の反撃をすること。　＿＿＿、猫を噛む。
② 追い詰められた危機的な状況において、人並み外れた力を出すこと。＿＿＿の馬鹿力。
③ 子どもは親と同様の存在で、凡人の子が平凡であることのたとえ。　蛙の子は、＿＿＿。
④ 凡人の親から、優れた子どもが生まれることのたとえ。　＿＿＿が鷹を生む。
⑤ 同類の者の思考や行動は、同類がよく知っていること。　蛇の道は＿＿＿。
⑥ その道のことは、専門家に任せるのが一番であるというたとえ。　　　＿＿＿は餅屋。
⑦ その道の扱いは、専門家に任せるのが安心できることのたとえ。　馬は＿＿＿。
⑧ 自分自身の考えを持たず、他人の言動に調子を合わせること。　＿＿＿雷同。
⑨ 立場が上の人や権力者の言うことを、逆らわずに受け入れること。　＿＿＿には巻かれろ。
⑩ 人は置かれた環境や付き合う人によって、多大な影響を受けること。　朱に交われば、＿＿＿。
⑪ その人の気持ち次第で、病気は軽くもなるし、重くなることがある。　＿＿＿は気から。
⑫ なんとなく悪いことが起こりそうな予感がすること。　＿＿＿が知らせる。
⑬ 僅かなことでも不快感を感じる、不機嫌な様子。　＿＿＿の居所が悪い。
⑭ あることに腹が立って、我慢ができないこと。　　＿＿＿の虫がおさまらない。
⑮ これから先の未来で、多くの困難や障害が予想されること。　前途＿＿＿。
⑯ せっかくの努力が、無駄になってしまうこと。　＿＿＿に帰す。
⑰ 跡形もなくすっかり焼けてしまうこと。　＿＿＿に帰す。
⑱ 土地や地域全体が焼けて、跡形もなくなること。　＿＿＿と化す。
⑲ 全てが失われて、何もなかった状態に戻ること。　＿＿＿に帰す。

解答：①窮鼠（きゅうそ）猫を噛む ②火事場の馬鹿力 ③蛙の子は蛙 ④鳶（とび）が鷹を生む ⑤蛇の道は蛇 ⑥餅は餅屋 ⑦馬は馬方 ⑧付和雷同 ⑨長いものには巻かれろ ⑩朱に交われば赤くなる ⑪病は気から ⑫虫が知らせる ⑬虫の居所が悪い ⑭腹の虫がおさまらない ⑮前途多難 ⑯水泡（すいほう）に帰す ⑰灰燼（かいじん）に帰す ⑱焦土と化す ⑲無に帰す